相模湾でライトな深海釣り
妻と子供達が実家へ帰りました。これは釣りに行くしかありません!
という訳で行ってきました。今回お世話になった船宿は三浦半島突端付近にある海外港・伊三郎丸さんのクロムツ五目釣り。
本日は8名乗船。片側4人ずつだとスペース的に調度よいです。
昨年、キンメ釣りでクロムツが釣れてとても美味しかった記憶があるので、今回は本命として狙いたいのと、まだ釣った事も食べた事もない裏本命のメダイ狙い。狙う水深は200~300mという事で昨年お世話になった小坪・太郎丸さんのアコウダイ五目より更にライトな深海釣りでした。
出船は5時半。船の前で受付です。乗船料はHP割引券分500円差引いて9,500円。プラス駐車場代300円、一応仕掛け1つ650円の計10,450円。氷と磁石板レンタルはサービス。ただ、磁石板に関しては磁力が弱いのでMY磁石板使うべきだったかな。
船宿で売っている仕掛けは南房夜キンメの6本針仕様。これ以外に自作仕掛けも2つ持ち込みました。仕掛けのスペアもさることながら、ハリスのスペアを多めに持ち込んだほうが良いですよ。
今日はベタ凪。雲も少なく暑くなりそうです。船長の話だと今日は船長自身が開拓した千葉県寄りのポイントでやるらしい。テンション高めの“今日は大漁間違いなし”的なトークでお客を盛り上げてくれました。今日の気温と同じくアツい船長さんです。
今日は私のコマンド4がごっつくみえました。ここでは積極的な誘いスタイルなのでコマンド4はきついです。汗だくだくでした。
約30分走りポイント到着。キンメ竿とコマンド4のライト深海タックルは準備万端!周りは・・イカ竿、タイ竿!ここ伊三郎丸さんのスタイルは積極的に誘いをかけるスタイルなのでこの方が合っているようです。船長の話だと「80号の竿でも十分だよ」とも言っていました。更に「ハリスは8号だけど、クロムツいなければ4号でイケル」とも言っていました。船長は深場釣りに大変なこだわりがあるようで「深場釣りは漁師に一番近い釣り」だときっぱり言い、今後もこれを看板にやっていくとの事。道具は日々進歩しているし、ここ伊三郎丸さんは数年後更にライトな深海釣りを確立してくれそうな勢いです。
エサはイワシ。投入で何度か外れてしまったので色々付け方試してみたけど、最終的に写真の付け方が一番良かったかな。イカタンは持ち込みました。メダイ狙いで。クロムツはみなイワシに食ってきました。
さて、準備が整い投入の合図を待っていると「7分前」「1分前」「10秒前」と船長がコール。自然とテンションが上がります。そして「ハイどうぞ」で一斉投入。基本一流し一投入は他の深場釣りと変わらないけど、一斉投入は初めて。水深約250mならこの方が効率良いという事ですね。
1投目、2投目はスカ。ただし、2投目では周りでちらほらクロムツが上がっている。とりあえずボウズ回避したいので気合で3投目。結果、
ボウズ回避は嬉しいです!
クロムツとユメカサゴのダブルでボウズ回避!クロムツは明確なガツンガツンといったアタリ、ユメカサゴはクンクンといった微妙なアタリ。わかりやすいです。続けて4投、5投で更にクロムツとユメカサゴゲット!でも、そろそろメダイ欲しいです。
カサゴで泳がせやったらどうだろうか?と、ふと考えた。やっぱりサメなのだろうか?
そんな事を考えていたら、巻き上げ時に道糸が急に走り出し隣りの方とオマツリ。仕掛けを回収したら上記写真のカサゴが上がってきました。スパッと噛み切られたこのあとはサメか?あわてて仕掛けチェンジ!
晩のおかずには十分。でも、何かが足りない・・
そうこうしているうちに時間は12時近くになり、ラスト一投となった。しかしメダイ釣りたいという願いはかなわず終了。釣り船としての本命クロムツは竿頭5匹に継ぐ4匹と結果をだしましたが、個人的本命のメダイ0。ちょっと悔しいです。因みに船中メダイは3匹上がっていたみたい。
本日の釣果:
クロムツ4匹 36~42cm
ユメカサゴ6匹 24~30cm
シロムツ1匹 25cm
ゴマサバ1匹 38cm
やっぱりイナンバ行くしかないかな!大型メダイ釣りに!
そして帰り道はお盆真っ只中8月13日ということもあり、渋滞の首都高を北上する事になりました。
帰宅後は釣った魚を実家に持ち込み、刺身、煮付け、塩焼きにしていただきました。
クロムツの刺身は皮付きの湯引きで。山葵醤油、ポン酢どちらでもいけます。シロムツは塩焼き。この魚、結構うまい魚かも。見直しました。クロムツの兜は半割りで煮付け。ちょっと濃い目のタレで8分!父は焼酎、母は日本酒、私はビール。酒好きの両親に喜んでもらえてよかったです。
ユメカサゴは腹開きで干物作成中。
翌日、干物を食べました。大きいヤツほど脂が乗って美味しいです。一緒に食べた手まり寿司は子供に人気!簡単で美味かった!
ところで普通に写真を撮り忘れたゴマサバ君ですが・・我が家の研究室行きです。
追伸:
エサのイカタン作った余りのゲソ、エンペラ、墨等で作ったイカスミパスタ。スルメじゃあまり黒くならないけど、ニンニクとオリーブオイルが効いて結構イケました。りこも「最高だね!」と褒めてくれたし。
※本当はアオリイカとかスミイカで作るらしいです。
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相変わらずのバイタリティーですね。三浦半島ですか・・・帰りの渋滞大変だったでしょう。
それはそうと、自分もたまに中深場でのフラッシャー五目をやりますが、美味しい魚が色々獲れて楽しいですよね。(スッテンテンでがっくりの時も有りますが・・・)自分は外房でしかやったことありませんが釣れて来るのは「キンメ」「クロムツ」「ユメカサゴ」に「アジ・サバ」がメインですね。個人的には「キンメ刺」と「クロムツの塩焼き」が大好物です。
追伸:中深場でオニを狙ってると、たまにでかい「メダイ」が掛かりますが、ヌルヌルで見た感じも何となく馴染めず、仲間のバケツに投げ込んだり、リリースしてしまいますが、美味しい魚らしいですね。沖釣りで何となく馴染めなくてリリースしてしまう魚が3種有りまして、「メダイ」「キントキ」「ウマヅラ」なんです。
投稿: 江戸川 | 2011年8月14日 (日曜日) 11時37分
江戸川さん
フラッシャー、私も好きです。特にアコウとのリレーはオトク度満天で。
メダイリリースは勿体無い。刺身より火を通したほうがいいらしいですが、それも含めて色々試して食べてみたいと思っています。でも、来年ですかね。
投稿: ヤン | 2011年8月16日 (火曜日) 19時38分