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2011年9月 9日 (金曜日)

ウナギ漁に再挑戦

2年前、ウナギを捕まえるために試行錯誤を繰り返した末に出した結論の釣り。罠も自作したりして何度か試してみたのですが、仕掛けて回収・・当時、今より遠いポイントに2度行くことを考えたら釣りをして現場に行く手間を1回で済ませる事の方がが効率が良いという結論に至ったのでこの方法をチョイスしました。

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しかし、それは2年前の話。子供はまもなく3歳児が1人。週に1~2日程度なら帰宅が少しくらい遅くなっても問題ありませんでした。

そして今年は1人追加。帰宅後は子供の面倒やら家の仕事やらをあてにされています。従って、ウナギ釣りに行って現場に2時間位滞在して20時過ぎに帰宅という事も厳しい、というのが現状です。

大きな問題点は帰宅時刻がいつもより2~3時間遅れるという事。これをなんとか縮められないだろうか。

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ウナギテボという名前のヤツです。釣具店でワゴンセールしていたので買ってしまいました。

そんな事を考えていたら必然的に行き着い先は罠。ウナギの罠としては最もポピュラーな“一度入ったら出られない系”のヤツです。釣りをするのではなく、こいつを仕掛けるだけなら・・帰宅時間の遅れは2~3時間ではなく30分程度で済むのではないだろうか!

そしてもう一つの問題点の回収。これは家族がまだ寝ている早朝に行けば問題なし。そしてそれが休日なら私も大きな負担にはならない。むしろ、負担どころか罠の回収なんて四万十川の漁師になったみたいでワクワクして楽しそうだ!ウナギ釣りポイントも2年前より近くなった事もGOODです。

という訳で台風が過ぎ去った休日前日、罠を仕掛ける夕方にそなえて出社前の早朝ミミズ掘り。久々にいつものフトミミズポイントにいってみると、皆さん立派に鉛筆サイズに成長していました。僅か5分で15匹確保。罠は全部で3つ買ったので各罠に5匹ずついれる手筈です。

仕事が終わり、今度はいつものウナギポイントへ直行。そういえばこのポイントで罠を仕掛けるのは初めてです。今まで(試行錯誤している段階)はウナギがいるのかいないのか半信半疑で罠を仕掛けていたのですが、今回はいる可能性が限りなく高いポイントへ仕掛ける・・私の体から釣りの時とはまた違ったアドレナリンが出ているっぽいです。仕事の時とは明らかに違う集中力を感じます。

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罠がちゃんと沈むように30センチ位のL字アングル(多分ステンレス製)の廃材を入れました。それと、ミミズはキッチン用三角コーナーにつけるネットに入れてセット。後にこのネットが謎の変化をしてしまいます。

ポイントで罠をセットする時間約10分。クルマが会社からの帰り道ルートからはずれて運転した時間を加えると約30分。

ここまで作戦通りです。

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罠の入り口が川下を向くように仕掛けるのがコツらしい。

さーて、後は寝て待とう!

・・

翌朝、4時半にセットした目覚まし時計より30分早く起床。やはり仕事とは違います。そして東の空が明るくなり始めた4時40分、仕掛けた罠を回収すべく出発!

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実はウナギの罠、単なる衝動買いではありません。43ℓクーラーに入るサイズを入る個数分だけ買いました。罠によるウナギ漁、隠れた問題点の“回収した罠の持ち帰り法”もこれで解消です。

気持ちの良い朝です。そして緊張の回収です。結果、

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50センチくらいの標準サイズかな。相変わらず胸びれがかわいいです。

1匹!実はもうちょっと期待していたのですが・・

写真は撮らなかったのですが、3つの罠のうちの2つのでミミズを入れた三角コーナーネットが破られ、ミミズがなくなっていました。いったい何者の仕業だろう。罠に入ってネットを破ってミミズを持ち去る事の出来るやつ・・

Cimg0652 

43ℓクーラーボックスが調度良いケースです。クルマを汚してしまったら嫁に怒られてしまうからね。

罠を回収して色々考え込みながら帰り支度をしていたら朝の散歩途中のおじさんが「ウナギは入ったか」と声をかけてくれた。「1匹だけでした」と返すと「もうすこし下流でたくさん入っていたよ」と教えてくれた。どんなエサを使っていたのかは知らないみたいだったので、これ以上は質問せずお礼をいったら笑顔でその場をはなれていきました。

懲りずに気長にやっていこうと思いました。

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コメント

家族を持つという事はやはり大変だという事ですね。・・・自分も昔は父親から「家庭を持たない奴はどんなに仕事頑張ろうと半人前だ!」なんて言われて随分腹立てたものですが、いつの間にか独りのまま年を重ねてしまい、今では自分の事を「いい年して半人前なおっさん」だと思っています。

それにしても、またまた快挙ですね。初めてで、なかなか結果出ないと思いますよ。それを1匹とはいえ見事GETとは・・・さすがです。・・・あまり長いこと仕掛けっぱなしにしておくと、釣り人の釣針がひっ掛かって引き上げられてしまう事も有りそうですし、早すぎると入らないかも知れませんから引き上げ時が難しいかもしれませんね。いずれにせよ、与えられた条件の中で精一杯楽しんでしまうところが尊敬に値しますね。

でたー!!うなぎ漁!!
時間もお金もやり方次第ですね!
うなぎへの探究心まけられません!!

でもたまには一緒にブッコみしましょう!!

江戸川さん
コメントありがとうございます。
いい年してガキっぽい事ばかりやってます。半人前以下ですよ。ただ、それはそれで良いと思っていますが。
獲れても獲れなくても気長にやろうと思います。釣り含めて。

Gくん
ミミズパラダイスが大変なことになってたよ。ミミズの大きさに鳥肌たちました。
時間があれば罠よりブッコミの方がいいかもね。

カニでは?

Gくん
かにかもね。
いつか捕まえたい。

こちらにもお邪魔しました。
Niftyにコメント頂き有難うございます(こちらへは間の抜けた頃のコメントで恐縮です)。
家族との時間を大切にしながらの、お父さんの趣味の時間確保・・・って大変ですよね。しかし、直ぐに子供は成長し、一人で育ってきたような顔をして勝手にお父さんを無視して遊びまわるようになります。そうなると妻も韓流スターのお店でお食事会と称して出かけていきます。そうなるとお父さんは釣に行くしかならなくなります:笑
ウナギ釣の時間の工夫も、今の幸せな悩みだと認識してくださいね。
ワラサ挑戦のようですが、豪華なお土産を持って帰って、お子様に大きな魚で驚かせてあげてください。ワラサって、いかにも”魚”ってかっこうしているので、クレヨンでスケッチ書いてもらったら如何ですか? (魚拓よりも、ヤンさんにとって良い思い出になると思いますよ)
ご健闘お祈りしています。

gomarin_qp さん
こちらこそウナギネタにコメントいただき恐縮です。gomarin_qpさんのおっしゃる通り、こういった子供の時間と趣味の時間の共存を考えるのは今だけですよね。これはこれで今を楽しもうと思っています。ウナギ、アコウと絵を描いてもらったのでワラサも描いてもらいたいですね!そして機をのがしてしまったアブラボウズもまた釣ってきて描いてもらいたいとも密かに思っています。
今シーズンの青物トライは明日で最後になりそうです。ワラサの後は紅葉の奥日光川俣湖、11月に解禁の南房の深場、年明けはヤリイカ挑戦・・(あくまで計画ですが)
なかなかご一緒できる機会がありませんが、いずれgomarin_qpさんの出撃計画に便乗させてください。

ウナギ楽しそうですね。貴方のウナギカゴ漁をまねしてみたいと思い、何度も読み直すのですが。教えてください。ミミズのネットは何に食い破られたのですか。ウナギは意外な所に、いるのですね。

私、只今山小屋を増築中です。近所の高校生が腕程もあるウナギを、釣ったと持って来てくれました。
貴方のブログを見つけ、読みました。私は広島市に住んでますが広島だったたら海釣り、以外したことありませんでした。改めて、川でウナギ感動しました。

この山小屋は35年余りセルフビルドしています。小屋の敷地の中の10メートル程の川でウナギですw

すいません突然に


samsikさん
ご指摘ありがとうございます。修正しました^^;

広島のリタイアおじさん
ブログ、読んでくださってありがとうございます。
何に食い破られたのか、未だにわかりません。実はこの後にもやってみたのですが、またネット食い破られてしまいました。正体知りたいですが・・難しいです^^;
ウナギは意外な所にいました。ここで何十年もヘラブナ釣りしている方もウナギがいる事知らずにいたそうです。瀬戸内海周辺の川もきっとたくさんのウナギが登っているかと思います。シーズンは5月~10月位。是非捕まえてみてください。結構感動しますよ。
セルフビルドの山小屋、素晴らしいです!私も将来は真似したいです^^

いきなり50cm級のウナギの捕獲はすごいですね。
私は、2014年4月から川魚捕りに目覚めた者です。
それまで釣りも殆どしたことがありませんでした。
2013年11月に中国で食べた上海蟹の味が忘れられなくて、それと同じ味の川蟹(モクズガニ)が日本全国に生息しているということがわかり、2014年4月から蟹漁を開始しました。しかし、全く捕れなかったので、ウナギ漁に方向転換しましたが、結局半年間で捕れたのは9匹にとどまりました。しかし8月から蟹が獲れはじめ、合計188匹捕獲できました。
獲物の写真などを「熊本屋」のサイトに掲載しましたので、覗いてください。
http://kumamotoya.com/

すみません。先ほど投稿した「にわか漁師」です。
「熊本屋」のサイトだけでは、獲物の写真がどこにあるのかわからないと思います。
初期ページの上にあるタブの中に「工作室」というのがありますので、それをクリックしていただくと、獲物とか漁具などのページがあります。これらの関係は、あくまで私の趣味です。売っているのではありません。
それから、ミミズの網を食い破った犯人は誰かというのは、大体想像がつきますので、興味があればメールください。

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