平潟沖でオキメバル釣り
先月のマダラ釣りに続き、深場釣りニューカテゴリー・平潟のオキメバル釣りにトライしてきました。
この海域でのオキメバル(ウスメバル)釣り、深場の釣りと言っても水深は120m前後なんだけど、長い胴突き仕掛けを船縁に並べてポイ方式なのでなんとなく深場釣りっぽいし、30~40cmの大きめサイズオキメバルがズラズラ釣れる事も珍しくないので使うリールはコマンド4とかシーボーグ750というゴツいクラスが主流という事も普通に深場釣りっぽい。
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メバルといえば20cm前後のカサゴみたいなイメージで、アジタイタックルがそのまま流用できるイメージがあったけど、この海域のオキメバル釣りはなにやら違うらしい。
そしてその大きいメバルは、噂ではとても美味しいらしい。
(前回のマダラ船で常連さんに聞いた話)
これは一度行ってみるしかない!
今年3度目の乗船となりました。もう、ちょっとした常連さんです。
おっと、この写真をもらう事が今回の第一の目的でした。
・仕掛け
ネムリムツに紫フラッシャーを6号ハリスに連結。幹糸12号。これを40cm掛け枠で作成。8本鈎×1、6本鈎×2。更に予備で空針仕掛けもう一つ。因みに船長も竿を出してたんだけど、透明タイプ(ケイムラだと思う)のフラッシャー鈎を使用。常連さんは空鈎に蛍光グリーンのビーズを付けていました。
ハリスや幹糸は事前に船宿仕様を聞いていたので、船長も同じような仕様だったかと思います。(鈎数はもっと多かったか)
・餌
ホタルイカ20匹入りを3パックとサンマ切り身1パックを持ち込みました。しかし、結果的にはホタルイカだけでよかったです。外道で釣れたサバを短冊に切れば身餌は確保できるしね。
色々準備するのも楽しい!
・タックル
2.4mのキンメ竿とコマンド4の組み合わせで臨んで、「ちょっとゴツすぎかな」と思ったけど、むしろこれでよかったと思う。因みに船長は3m位の胴に乗る柔らかめの竿にシーボーグ750の組み合わせでした。口切れしそうでかつ大ぶりオキメバルがズラズラなら納得のタックルですね!因みにオモリは200号。
水深120m前後。餌はサバ切り身かホタルイカ。ホタルイカの方が若干食いよかった気がする。
さて釣行!
朝5時集合で5時半出船。実はやや風邪気味で釣行自体ちょっとためらったのだけど、今年最後になるかもしれないので強行決行。防寒対策バッチリで望む。釣り座は第十五隆栄丸さんでは初めてとなるトモ。ミヨシばっかり3回だったので新鮮な気分で臨んだんだけど・・
1投目。一応中深場五目という名目だけど、オキメバルを意識してホタルイカオンリーで狙う。ブザーが鳴ってトモから順に投入かと思いきや、皆一斉に投入。どうやら水深120mのオキメバルでは一流し一投入ではあるけど、一斉投入する方式のようだ。
着底後、すぐに竿がガクガク。明らかにサバです。仕掛けが心配なのですぐに巻き上げると案の定3匹。餌のストック確保、と思いきやサバはサバでもマサバ!お持ち帰りする事にしました。因みに後半戦で釣れたサバはゴマサバでした。
2投目。またサバ。今度は餌にする。
3投目でようやくオキメバル1匹!一応本命確保でホッと一息です。
因みに、釣り方はアコウ同様底トントンが基本。あたったら、恐らくそのまま待ちが正解だと思う。糸送ってもいいかもしれないけど、オキメバルは意外と真ん中から上鈎に付いてたし。しかも、大型が上鈎に付いてる傾向にあったし。
この辺は、その日の状況に応じてかもしれないんだけどね。
それと、常連さんの釣り方を見てみると、明らかに10本鈎以上で2つの仕掛けを交互に準備し投入していた。手返し命です!
因みに、私みたいに1つの仕掛けでやる場合は8本鈎以下じゃないと厳しいと思いました。船長以外は^^;
(初心者なら5~6本鈎で手返し重視で行くべきか)
30センチ位のオキメバル(ウスメバル)。1匹釣れて気が楽になりました。サバは身餌に!ナイフは持ち込み必須です。
3点掛け!この日は小物ばかりだそうですが、半分以上は30センチオーバー。
その後もポツポツ上がり、10時半に差し掛かった所でようやくつ抜け。そして寒さがピーク。鼻水もピーク。どうやら風邪が悪化してきたっぽい。
ここで船は小移動。私もこのタイミングで・・とても不本意ではありましたが、この日の釣りを諦める事にしました。
その後、キャビンで爆睡し港について荷物を降ろす時船長が「大丈夫け~?」と声をかけてくれた。
「何とか大丈夫です。心配かけてスイマセン」と言うと、
「少し入れておいたから」
といって笑っていた。
左自力でのクーラーの中身。右船長が密かに追加してくれたクーラーの中身。どうやら5匹くれたみたい。オキメバル17匹とサバ10匹が本日のおみや。
お気遣い、ありがとうございました。
帰りの運転に不安がありましたが、キャビンで眠ったおかげで帰路は何とか体調持ち直す事ができました。相変わらず鼻水タラタラでしたけどね^^;
釣った魚はどんなに疲れてても、体調が悪くても、その日の晩に美味しく家族に振舞うのが・・一応ですが私のポリシー!!?
しかし、今回はさすがに挫折・・
いやいや!
帰宅後、この日の最後の力を振り絞っての夕食の準備。シメサバ(ノーマル、焼き)、オキメバルの刺身、手毬寿司、肝和え、中華風酒蒸し、味噌汁。
やっぱり一番新鮮な状態で食べたいじゃん!
疲れていようが、風邪引いてようが!
もう、ここまで来ると家族に「大丈夫」と言い放ち、気合いで台所に立つしかないですね!
(この気合いをもっと他の所で有効活用できないものかと思いました)
おかげで作った甲斐あり、大人(妻)は酒蒸し、子供達は手毬寿司が好評だったかな。個人的にはアラで出汁をとったお味噌汁も体が温まって良かった!
因みに中華風酒蒸しは、味付け手抜きして“ノンオイル中華ドレッシング”で。
脂が乗ってて、噂どおりとても美味しい魚でした。
冬の北方海域でのオキメバル釣り、私の中での“過酷な釣行No1”になってしまいましたが、とりあえず釣れたし美味しく食べられたし、良い経験になりました。
今度はアブラボウズ船でお世話になろうと思います。
体調万全にして^^
追伸:
小型は開いて干物かな。
団子にして鍋に入れたら子供に好評!このまま揚げても美味しいかもね。
サバは圧力鍋で味噌煮!40分煮るとホネまで食べれるよ!
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