ヒラツメガニ釣りで失敗したあとは夜イカ釣りです!
帰航後の幸栄丸さん。大きい船4隻体制です。 今回誘ったのは高校時代の友人O君。
その昔、O君が新社会人になって始めての勤務地が茨城の水戸で、暇を見つけてはよく遊びに行った。そして水戸の街でむちゃくちゃ飲んだ^^;
若くて独身の社会人って最強である。
ある秋の日、とある理由から鍋をする事になって、食材調達のために大洗港の市場に行った時、
「あのイカ釣り船、金払えば乗れるみたいだよ。今度乗ってみようよ」
って誘われた。
この時独身で羽振りが良かったO君、何でも金で解決していたのです^^;
(今は3人の子と家のローンを抱え、おこずかい制で頑張っています)
因みにこの時のO君、釣りの知識は全くなく、乗合船の仕組みなんて尚更わかるはずもなかった。
「釣り船=屋形船の延長みたいなもん」だと思っていたそうだ。
なんなら追加料金払えばコンパニオンが乗るんじゃないかとさえ思っていたらしい。
あれから18年、
「じゃあ行こうか、茨城のイカ釣り!」
・・
あの時、(酒の)勢いで夜イカ船に乗っていたらと思うとかなり怖い^^;
左受付と右待合所。被災後新しくなったとの事です。帰航後の夜中に撮影しました。
今回お世話になった船宿は鹿嶋の幸栄丸さん。
本当は大洗から出たかったんだけど、計画した8月14日は大洗の夜イカで出てる釣船は全部船止め、第二候補の日立の船はイカの群れが来てないとの事で夜イカ出ず。
という訳で最後の望みの鹿嶋です。
しかし・・
鹿嶋から出てる夜イカ船もあまり群れの状況とか芳しくないのか、やっているのは幸栄丸さんのみ。
にもかかわらず、カーニバル必死の22人乗りの超満員で出船となりました^^;
2隻出しだけど超満席!今回はプラズノと布スッテ交互にそれぞれ3つ(計6つ)の直結仕掛けを3つ作ってきました。因みにO君は私特性のスッテブランコ3つ仕様!水中ライトは必須です。
茨城の地ビールで乾杯しようと思ったら栓抜き忘れた!、とO君。仕方ないので茨城の地酒で乾杯!とO君。沖漬けの準備も忘れずに^^と私。
タックルはO君ビシアジ竿にハイパータナコン400。私竿は同じくビシアジ竿にシーボーグ500メガツイン。今思えば、ビシアジ竿はスジイカ(ムラサキイカも)には硬すぎ。イサキ竿位がベストか。持ってないけど。
出航して走ること1時間半。ポイントは昨日スジイカがたくさん釣れたポイントらしい。
O君、実は船上で釣れたイカを食べる気満々で醤油やら皿やら箸やら日本酒やら・・
色々持ち込んでいたんだけど、船酔い気味でお茶すら飲めない。
何とか釣りに集中してもらう^^;
そしてまずはO君のブランコを投入!一応昨年1回だけど、夜イカ経験者として実演してみる。
電動リールの操作方法、誘い方法、(ゆっくり)巻き上げ方法、そして回収方法等。
そしていきなり乗って1投目でスジイカ2点掛け!そして2投目も1点掛け!
後はなんとかやってみて、という事で自分の釣りを始める。
さてと、今回私は直結でチャレンジ!
作ってきた仕掛けを付けて投入。
うんうん、ここまではブランコより扱いやすい!
しかし・・
波と風が結構あってバラシ多発!そして挙句お祭り(泣)
はじめの30分で1杯と出遅れてしまいました^^;
直結、ここでさようなら!
あきらめる事も時に大事である。
(修行が足りないな)
そしてすかさずO君と同じく布スッテブランコ仕様3つ仕様にチェンジ!
本日はサバは少なく、食ったとしてもプラズノブランコだったみたいなので、ようやくここから巻き返すことができた^^;
ブランコ最高!
たまに3点がけ!O君、なんとかお土産確保の思いで頑張る!奥様だけでなく、ご近所さんにも「イカたくさん釣ってくる」って大風呂敷広げてしまったらしい。
ビシアジ竿だと、大着にキーパーに付けたままでまで巻き上げるとお決まりの足だけ^^;スジイカ、身が柔らかいです。
初めは30~20が乗り棚だったけど、後半ちょっと深い50~40位の棚になってからバラシ多くなり、1点やスカが多くなった。イカ釣り、腕の差がものすごく出る釣り物だと改めて思った。
と、バラシ交えながらポツポツブランコで数をのばしていったら「強風のためあと20分で終わります」とのアナウンス。
残念、私32、O君自己申告20くらい(数えられなかったそうなので適当だったけど、多分30近く釣れていた)で9時半終了!
夜イカにしては残念な数だけど、なんとかお土産にはなったかな。
個人的には出だしの「直結での30分」が痛かった^^;
港から見える工場の灯りがキレイ!異空間にるようです。釣れたイカは数も大きさも↓↓だったので、2人分を43リットルクーラに収まりました。ジップロックに小分けにして入れて氷たくさん!氷は出航前と帰航後セルフでたくさんもらえます。
18年越しに実現したO君との夜イカ釣り。
ちょっと物足りない釣果に終わってしまったけど、O君としては大漁だとの事。
なんていったって比べる対象が3年半前のワカサギ釣り33匹ですからね^^;しかも5センチ位の小さいやつ。
お祭りは予想したより少なかったし、仲乗りさんが親切に飛び回ってくれたので、思ったほど混雑を感じなかったんだけど・・
船酔いの中の釣りになってしまったので「懲りたかな」って思ったけど、一応今回の事を教訓(出船前は酒飲まずに酔い止め飲むとか)にリベンジしたいとの事でした。
そして次回、万全な対策で進歩があったら電動リール買うそうです^^
次は大洗方面で爆釣時のムラサキイカかな!
凪の日に^^
追伸:
2本のスジが目立つ!
帰宅後、1パイだけ捌いて刺身と炙りにしてみた。刺身、ソコソコ甘味と歯ごたえあって思ったよりイケました!ムラサキイカよりは格段に刺身にあうイカだと思った^^シメにヒラツメガニの味噌汁があったら最高だったなぁ。
そして翌日の晩。栓抜きがなくてあけられなかった茨城地ビールをいただく。「運転お疲れ」とばかりに頂いてしまった。イカはやや柔らかくなったけど、甘味が増した。沖漬けのイカもまた違った味で美味しい!
子供用にイカフライ。少食で好き嫌いが多い我が子供たちなんだけど、残さず食べてくれました。余った足やエンペラは網焼き。間違いのない酒のつまみですね!
よくわからないけど、スジイカといえばイカ飯だそうです。圧力鍋使ってうまくできました。できたてより翌日食べた方が味がしみてて格段に美味かった!
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