南房で深場釣り
今年も残りわずか。今度の釣りが今年の竿納めかな、なんて思いながら釣り船宿のHPをチェックしていて目にとまったのが三喜丸さんのフェイスブック。今シーズンもキンメ~アコウのリレー船が始まったようです。
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小物の数釣りにしようかな、とも思ったけど、こうなると頭の中は深場でイッパイ!しかも私の今年最後の「自由な休日」に出船する予定とわかれば「これはきっと神様のお告げかな!」なんて勝手に思ってしまいます^^
2年ぶりにお世話になりました。千葉の深場船としては、比較的初心者でも入りやすい船です。餌付き、仕掛けやオモリも船で購入可能。そして仲乗りさんも必ず1~3名乗船との事。有料でレンタルタックルもあるようです。
電話予約すると「5時までにきてください」との、相変わらず集合時間も漁師並みの南房スタイルなので、前日のうちに船宿前の道の駅ちくら にクルマをとめ車中泊。外気温度6度。まだまだ本格的な冬じゃないけど気づけば車中泊も厳しい季節になってきました。完全防寒装備で眠りにつきます。
そして5時ちょい前に明かりが灯った船宿へ。女将さんに乗船料を払ってお茶をいただき仕掛けに餌付けです。
この日の餌はサバの短冊。アカタンは鯖に捕まりやすいらしく状況見て使うとの事。後で配られました。深場船で餌が船宿支給ってありがたいです。因みに氷も出船前に支給。
サバとアカタン。「たくさんあるからシンペーすんなっ」て配られた^^
バッテリーも「どうせ持ってきてねーんだろっ」て配られた^^ちなみに座布団とタオルも配られた^^
わかりにくいですが、船についている1m弱の磁石板では短いとの事で延長してつけてくれた。2つ合わせて2m近くあるので針数多くても使いやすいです。
前回と変わらずアットホームなおもてなしをしてくれる船宿だな、って思いながら準備開始!
前半はキンメ狙いとの事で伊豆キンメ仕様の仕掛けを半分に詰めて使う。しばらく伊豆には行けそうにないし、10本なら使い回しもそれほど苦にならないし、と思って。
ところがこれが失敗!暗いうちに磁石版にセットし、針が一部順番通りになっておらず投入時に上5本針がこんがらがってしまいました^^;
暗いうちは治具投入した方がいいですね。
そしてもう1つ失敗!この日は個人的に後半のアコウを本命に考えていたので竿を400号負担の硬いものを準備してきたんだけど、この日は潮が速く、しかも上潮と底潮が違ういわゆる二枚潮というやつ。という訳でアコウのポイントにはいけないと早々に告げられました。そのため、2~4投目で多点掛けと思われるキンメのアタリがあったんだけど、硬い竿は波の揺れを吸収できずにだいぶバラしてしまいました^^;
陽が昇ってからはサバもいなくなったのでアカタンもつけてみた。常連さんによると350mより深いポイントだとアコウも混じるそうで、この場合アカタンが良いらしいです。
硬い竿「ディープクルーザー400」をチョイス。今回これが裏目でした。クッションゴムもお祭り防止で使えません。
潮が速いので中オモリは50号と25号2つつけてみる。底取り難易度、だいぶ軽減されました。因みに主のオモリは300号。
後半は風も出てきたので毎回巻き直して治具投入しました。
1投、2投ともアタリはあったんだけどお祭りでスカ。3投目でようやくナンヨウキンメ1匹釣ってボウズ脱出!4投目は仲乗りさんも見たことがないという41センチ1.1キロのユメカサゴ追加!これはこれで嬉しいお土産だったんだけど、キンメのアタリもあったはずなのにみんな外れてしまいました^^;
ここは1流しが長く、巻き上げも船長指示なのでキンメ狙いは硬い竿不利ですねぇ。
更にこの日は潮が速く、右舷、左舷交互の流し。右舷流し中は左舷お休み、左舷流し中は右舷お休み、といった感じで。1投、1投が貴重なので竿のチョイスは特に重要だと思いました。
勉強になりました。
36センチのナンヨウキンメ(ヒラキンメ)。そういえばこの魚、初めて釣りました。
41センチのデカユメカサゴとこの日この時までこれが普通と思っていたチビユメカサゴ。上がってきた時は一瞬チビアコウだと思った。一瞬がっかりしたけど、その珍しさにこれはこれで嬉しい1匹でした。
全釣果!因みに船宿キンメ(ヒラキン)釣果は0~8との事で渋かった。デカユメカサゴの食味が気になる^^クーラーはアコウキンメ用に43リットルを持ってきたけどこの日はスカスカ^^;
交互投入のためこの日は投入回数少なめの全6投。釣果的には残念な結果でしたが、それでも毎度の事ながら沖でのんびり過ごせて良い気分転換になりました。
釣果よりもむしろ残念だったのがアコウのポイントに行けなかった事。今回は特に照準をそちらに合わせてきたし。
まあ、それはそれで年明けにでもトライしてみようと思います。
お土産に山盛り生ひじきとアジの干物いただきました。あと花束。すぐには来れないけど、またきたい船宿です。
追伸:
今日の3尾。やや食味が劣るといわれるナンヨウキンメは果たして?そしてユメカサゴは?
子供たち用のお決まりお寿司。美味しかったらしくキレイになくなりました。
そして大人用の刺身。ナンヨウキンメは・・やはりといいますか、キンメに比べてやや脂の乗り劣ると思った。それとサイズの割に肉厚も。でも、それなり(8がけ位)にはイケますね!デカユメカサゴは・・これは絶品!脂ののりがチビとは別物です!肝も大きく、なめろうも素晴らしい酒のつまみでした^^
いただいたひじきで作った天婦羅も良いおつまみでした!チビカサゴは定番かな。醤油ちょっとつけてバリバリいただきました。
そういえば生ひじき初めて食べたかも。歯ごたえが良いです^^素晴らしいお土産頂いちゃいました。
仲乗りさんのススメでデカユメカサゴのひれ酒も作ってみた。すごい香ばしいんだけど、そもそもこの手のお酒、苦手でした^^;多分美味しいんだと思います。(ちゃんと全部飲みましたよ)
ユメカサゴのアラで作った汁。アラは絶対捨ててはいけません^^良い出汁でます!
キンメとユメカサゴのカブトは後日!
いや~、ユメカサゴがこんなに美味しい魚だと思いませんでした。
このサイズなら本命で狙いたい^^
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