マサバ。
特に専門で狙わなくても、ゲストで釣れればそれでいいじゃん、って思っていました。
しかしながら、外房で「1月末の産卵前に時期限定で釣れるマサバ」について、昨年多数の方より情報をいただき、考えが一変。
なんとなくこの海域のマサバの事は知ってはいたんだけど、実際生で話を聞くとさらに美味しいものだと思えてきました。
中でも、昨年渡辺丸さんにてお隣の釣り座にいた方は「関サバより美味い」ときっぱり!
「関サバ食べた事ないけど」っていう落ちがついていたのがちょっと心配だけど・・
きっとそれくらい美味しい、っていう事を伝えたかったのでしょう。
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寒サバ、トロサバ、豚サバ、豚野郎・・
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各釣り船宿で色々な呼び方されている、南房の短期決戦での釣り物。
2017年釣り物優先順位、私の中で最高位です!
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5トン位の船。駐車場が目の前なのがまず素晴らしいと思いました。マサバ船、税込10,000円。
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優先順位1位→マサバ船であること、2位→後半オニカサゴやること、3位→鴨川あたりの船であること、4位→マメにHP更新している船宿であること・・
本命だった聡丸さんがマサバをやめてしまった事にはじまり、更に喉の痛みでインフルの疑いという懸念もあったりして(晴れました)ギリギリまで船宿は予約入れなかったんだけど、上記優先順位を考慮して検討した結果、鴨川・小湊の孝雄丸さんに予約を入れてみる。
2位のオニカサゴのみ、「場合によってイカ」との事であったけど、、
最悪それでも仕方ないでしょう。
主はマサバという事で。
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さて当日。
この日の釣り客は8名。満員だそうです。
釣り座は船長指示で左舷トモに案内される。
片舷4名ならゆったりかな、って思いきや、、
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サバ船、恐るべし!
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5時15分集合で30分に出船予定だったみたいだけど、1名到着が遅れ40分出船。
この時期にしては暖かい朝で、手がかじかむ事もなく、出船前に配られたお茶を飲みながら暗い小湊漁港をぬけていきます。防波堤には大勢の釣り人。
何狙っているんでしょうね~。
ちょっと気になりました。
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船は40分程走ってスローダウン。
「漁場に着きました!」
って、なんとも気分を高揚させるような船長のアナウンスがあり準備開始!
まわりはたくさんの船団ができていました。
(船団は聞いた事ない名前の5トンクラスの船いっぱい。毎度思いますがこの辺りはまだHP無い船宿多いんでしょかね~)
さ~て、たくさん釣りましょう!
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船長に見せて「上等!」っていわれた仕掛け。初めはこれでやりました。
5点掛けのしなり!竿はダイワディーオ2のビシアジ竿でリールはハイパワーのシーボーグメガツイン500。オモリは150指定だけど、200も使う事もあるとの事でした。因みにキーパーは今回チビラーク使ったけど、もっと頑丈なやつが良いです^^;
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船長の合図ではじめ、皆さんすぐにアタリ!
指示棚は底(270)から250との事なんだけど、100過ぎたあたりでストップ。
ゴマサバにつかまってしまいました^^;
しかし、2投目は底まで到達。するとしっかりマサバがついてきた。
うち1匹が豚クラス!
そういう事なんですね~。
中層のゴマサバをかわせばマサバ、っていう事です。
しかし、期待した豚サバクラス(40センチオーバー)はなかなか混じらず中小型中心。
サバを釣るのは簡単でも豚サバとなると意外と難しいです。
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そして、お祭り多発。
防ぐ手段、一応思った事まとめようと思います。
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・仕掛けを下ろしている間は集中していましょう
途中ゴマサバに仕掛けを止められてそのままにしていると、仕掛けがぐちゃぐちゃになります。仕掛け下ろしている間は別の作業するのは避け、竿先の変化に集中しましょう。そして仕掛け止められたらすぐに高速で巻きましょう!
・多点掛け狙って待つのはやめましょう
多点掛け狙ってまつと仕掛けぐちゃぐちゃになります。アタってすぐに高速で巻いても多点掛けになってます^^;
・針数は少なくていいかな
8名満席、っていう事もあったけど、8本針仕掛けなら半分ずつで良いかもね。8本針パーフェクトやったら自分の仕掛けはおろか、周りを巻き込む大惨事必至です^^;
・磁石版持っていれば持参!
家に忘れてきました。船にはありません。
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という訳で、釣り時間よりもお祭り時間の方が長く、予定よりサバ時間長くかかってしまいました^^;
なので、遠いオニポイントへは行かず、後半はイカポイントになりました。
イカポイントでサバも釣れるそうなので引き続きサビキでも良いと言っていたけど、もうサバは十分なので・・
苦手だけどイカやってみる。
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船で売っている仕掛け。400円。半分にして4本針でやった方がいいと思います。因みに私は仕掛け持参したもの含め3組使いました。
26匹。十分です。これでも途中でゴマサバはリリースしました。豚クラスは4匹だけど、うち1匹がゴマ豚でした。何故か30センチ弱のイワシが3匹。船長「刺身にすると美味いよ」って言っていたので楽しみです^^
イカは4本のLT用を持ち込んでいました。磁石版ない、投入機ないのでこれで良かったかもね。
船から見た駐車場。こんな感じ。
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イカは1時間半やり、船中2杯かな。
当然私は0として、こちらは渋い結果に終わりました。
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11時の沖上がりを迎える頃に船長海面を指さし、
「マンボウ!」
写真はうまく撮れませんでしたが、10m位の所に大きいマンボウが浮かんでいました。
釣れないイカ釣りで疲れていただけに大きな癒しです^^
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そして11時半。
無事帰港となりました。
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今回、ドタバタと消去法で選んだ孝雄丸さんだったけど、これがなかなか良い船宿で助かりました。
この辺りは漁師の延長のような、ある意味「味」がある船宿が多いのですが、とても気配りをされる船長でして、初めてでも安心でしたね。
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「漁場に着きました!」
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このアナウンス、好きだな~!!
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今日一のマサバ。44センチ。
イワシも25~27センチと意外と良型。イイネ~!
帰宅後、何よりも優先してとりかかったシメサバ作成。豚サバでのこれが食べたかったんです!イワシはショウガでいただきました。脂は思った程なかったんだけど、その分身がしっかりしてました。
子供に人気でした。ゴマ豚でも作りましたが、意外と脂のノリは悪くないですね。
シメサバ使ったカルパッチョ風サラダも悪くないです。むしろ、酸味の効いた魚は野菜にあいますね!
シメサバの切れ端とベビーリーフ、アボガド、トマトでマヨ和えサラダ作る。それなりの1品になりました。
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南房のマサバ船、これから毎年冬のお楽しみになりそうです。
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