
ザリガニ飼育本の最終ページの「ザリガニ図鑑。
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そこには何やら聞きなれない種類のザリガニが!
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上の子に買ってあげたザリガニの本によると、日本には3種類のザリガニがいるそうだ。
日本固有のニホンザリガニ、すごーく昔にアメリカからやってきたアメリカザリガニ、そして実は80年も昔に日本にやってきたウチダザリガニ!
・・
ウチダザリガニ!!
なんでもアメリカザリガニよりも一回り大きく、そして美味しいらしい!
これは是非釣って食べてみたい、!
と、こういう類の生物が特に大好きな私としては当然のように思ってしまったワケです。
という訳でやってきたのは福島県の裏磐梯。
その昔、ウチダザリガニは日本の広い範囲に放たれたらしいんだけど、結局住み着いたのは北海道や滋賀、福島の一部らしい。
どこも遠いんだけど・・
福島ならまだ他の2つの場所よりかは自宅のある埼玉から近いので、家族旅行のついでに計画してみました。
道の駅でお昼ごはん食べ、桧原湖遊覧船で時間つぶし!
調べ物の王道のインターネットで色々調べてみると、福島の裏磐梯観光協会では「ウチダザリガニ釣り大会」と称して特定外来種であるウチダザリガニを釣って食べてしまおう(駆除してしまおう)、という企画があって、これがなかなか面白そうであった。
個人ブログやニフティ等の情報サイトでも多々紹介されている。
「へぇ~、実は意外と世間に知られているんだなぁ、ウチダさん」
って思いながら、大勢の方々が残してくださった情報を拝見させていただきました。
感謝感謝。
家族に了解を得、裏磐梯観光協会に電話予約し、いざ参戦です!
説明が15分ほどあって、終わると釣り開始!竿等の道具一切合切はレンタルです。餌はザリガニといえばこれ、と言わんばかりにスルメが配られた。
当日午後2時。協会の方の説明がスタート。
「ウチダザリガニとは?」
「特定外来種とは?」
フムフム。なるほどなるほど!
これは子供連れのイベントにはもってこいかな^^
って、大人が聞いても面白いし勉強にもなります。
そして説明が終わって釣り開始!
ポイントへ急げ!
小川や池がポイント!
少し前に現場に到着し、目星をつけておいた小川で始めてみる。
因みに1チーム2名での参加なので、男子チームと女子チームに別れた。
私は3歳の下の子と一緒という事で、事実上、勝負は女チーム頼り。
この日は全9チームが参加との事。優勝チームは賞状と記念品がもらえるそうだ。
まあ、始める前は勝負は全く考えてなかったのですが。
(しかし、実際は予想外の結果であった)
他の参加者達はすぐ近くの池で釣り始め、すぐにキャーキャー叫びはじめた。
私たちは流れが早くて釣りにくい小川で大苦戦。
ポイント選びミスった、と焦る。
しかし、5分位餌のスルメを垂らしていたら、匂いにつられたのか川下の落ち葉だまりからウチダザリガニがワッサワッサと出てきた!
こちらも遅れてキャーキャー叫び始める!
よし、釣りまくれっ!女子達!
そして女子チーム11匹、男子チーム1匹!(右のバケツはまだ途中です)
ザリガニを見ているかと思えば、すぐに脱走して道路に出ようとする3歳児。ピースしている場合ではない^^;
若干1名戦力にならず(戦力にならないだけならまだ良かったんだけど)、1時間で1匹という釣果に終わってしまった男子チームに対し、女子チームは11匹!ママが餌を落ち葉や石の隙間に落とし、引きずり出した所を子供がタモアシストという見事な連携プレーで数を伸ばしていた。
玉入れ方式で数を数える。そして表彰式。残念、2位でした(泣)。賞状と記念品のバンダナは優勝者だけしかもらえないんですよね。
この日の優勝は13匹の大人のペア。ううっ、ずるい!
でも11匹で堂々の準優勝!
上の子もママもよくやってくれました^^
下の子・・
イエローカード!!
釣ったザリガニは10分塩ゆで。ウチダザリガニは特定外来種であるため、リリースも生きたまま移動させるのもNGなんです。
という訳で大会のシメでいただきました。味はカニの足みたいです^^ちょっと殻が硬いのが難点か。運転なければビールが欲しかった所だ。
釣って楽しく、食べて美味しい!
ただ駆除目的だけではもったいない、こういう企画を参考に共存する道をもっと模索すればいいのに、って個人的に思ってしまったのですが・・
阿寒湖のマリモを食べてしまうとか、在来種の産卵場所の藻を食べてしまうとか・・
(ウチダさん、藻がお好きなようです)
やっぱり元来の生態系を脅かし、繁殖力も旺盛なのでこうするしかないのでしょうか。
東京湾のホンビノス貝みたいにうまく馴染んでくれれば、と思うのでした。
最後に・・
男子チーム、いわゆる私が釣った唯一のウチダザリガニ。
キャーキャー叫んでしまった!
実はこの日の最大サイズだったらしく、表彰式の後、あたかも自分が釣ったかのように何人もの参加者が片手に持って記念写真撮っていました。
この光景に妻と目を合わせ「ニヤリ」でした^^
今度は大会じゃなくて、本気モードでたくさん釣ってたらふく食べたいです。
数年後に男子チームでワイルドにリベンジを誓うのでした。
追伸:
ふと見つけた看板。約10分山道歩く。幻とあらば見てみたい、と思うのが人の心情。
なんだか素晴く自然にマッチした滝でした。見る価値アリ!
女子チーム。遊覧船とホテルの庭にて。数年後、男子チーム釣り、女子チーム温泉旅行とかに分かれそうだなぁ、って思った。
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