平潟沖でマダラ釣り 2018
昨年末、妻が「白子鍋が食べたい」って言って、タラの白子と切り身を買ってきて鍋を作ってた。
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昨年末、妻が「白子鍋が食べたい」って言って、タラの白子と切り身を買ってきて鍋を作ってた。
今年のMYゴールデンウイークは4月30日から5月3日までの4連休。世間では最大10連休、なんて言っちゃっているけど、、
平潟沖でアブラボウズ釣り。
もうかれこれ3か月位沖釣りにいっていません。
過去5回乗ってる第十五隆栄丸さんだけど、メヌケ船は乗った事0。
なので乗ってきました。
相変わらず大きい船!
。
電話予約時に「マダラもまじるからサンマかサバ餌持ってきて」と女将さんに言われていたのでサバを用意。ついでにシャケ皮とおまけでムラサキイカの短冊も用意。(イカの短冊はもらえるんだけどね)
それと・・念のため昨日釣ったアジの中で20センチオーバー3匹も持ち込む。アジは南蛮漬け用に釣ったので、今回は「大きいやつ用無し」という事で。
見にくいけど用意した餌です。右下のイカタンは船宿支給品。マダラ専門でサンマ持ち込むなら10~15匹分は欲しいです。電話予約時、女将さんに言っておけば1,000円で20匹入りの冷凍サンマ用意してくれるけど、もちろん船上で捌くので酔いやすい人は自分で準備しないといけません。
アジも念のため!(結果的にこれが功を奏す)
朝4時に船長と女将さん到着し、2枚お支払いし氷頂いて(帰港後ももらえる)クジで席決め。私は右舷トモから2番目に決定。因みにこの日の客数10名。早々に募集締め切ったそうです。休日はやっぱり混みますね~。
船に乗り込み道具をセットし定刻4時半ちょい前に出船。昨日の晩は寒くてよく寝れなかったので広いキャビンで毛布に包まって爆睡です。そして船は2時間走ります。いったいどこまで行くのだろうか。今度GPS買おうかな。ガーミンとかがいいのかな。
タックルはディープクルーザーとコマンド8。仕掛けはメヌケ仕様で8本針。下にシャケ皮+サバ、上にイカタン。仕掛けは3つ位はあった方がいいかな。ちなみに私はこの日2つ使いました。
やがて船はスローダウン。一応メヌケ狙いの仕掛けを準備したけど、周りはマダラ専門っぽい。
みんな3~5本針で短いハリス。完全にマダラ狙いっぽい!
ちょっとやな予感が走る中、第1投。水深は300m。しかし全員スカっぽく巻き上げの指示。ちょっと移動して第2投。するとミヨシ側でアタったコール!船中に良型のマダラが取り込まれた。
ポイントの水深は300m前後。アタった人はダブルの人も。やっぱりマダラにはサンマ有利でした。
しまった、サンマ餌持ってくればよかった。何故かこの日サバ餌が全然ダメで、且つ潮の影響モロ受けで終始ミヨシ有利が続いてしまった。
しょうがないので3投目で下針2本のみ昨日釣ったアジの短冊つけてみる。すると、
アジのおかげで坊主脱出!余裕で3キロはあるかな。お腹の大きさにドキドキ!
昨日アジ釣って良かった~!
そして持ち込んで良かった~^^
・・もっと持ち込めばよかった^^;
何とか危機は脱したけど、少ない餌(アジ3匹で短冊12)には限りあるし、長いハリス(70センチ)と長い幹間(140センチ)なので多点掛けも期待薄。(客10人と混雑してるので糸送りはお祭り必至だし)
ここは慎重に1点掛け、運良くて2点掛けを目標に頑張る事にします。
運良く2点掛けも1回!
船中、お祭り多発。まあ、深場船で10人乗ってたら仕方ないですよね。
それでも(多分)14回投入しました。お祭りなかったら・・水深300mにしては結構なペースです!
この日、船中トップは10超えてたかな。メヌケも少し混じってた。
私はというと、アジ餌様様でマダラ5匹。本命のメヌケも欲しかったけど、マダラ型良かったし、更に大きい腹のやつも混じってそうだし、お土産には十分です^^
最後の投入で多分大型多点掛けしてたんだけど、シャークアタックでオモリごと持って行かれたのは悔しかったけどね(12月もサメっているんだな~)
深場のマダラだけあってみんな3~4キロの型揃いでした。4匹に見えるけど、下にもう1匹隠れてます^^多分もう冷凍庫いっぱいだ。
今回、完璧にマダラ船となってしまったメヌケ船。この時期、ここで水深200m以下を狙う時はアブラボウズ船を除いてサンマ持参必須ですね。女将さん曰くサバ餌でも良いとの事だけど、日によってはサンマとサバで顕著に差が出る事がわかったし。
恐らくアジで釣れた原因は、その新鮮さなんじゃないかな。
やっぱり身餌は鮮度命です!(多分)
・・
それにしても、
寒かったです!
追伸:
オス率低いマダラの解体はちょっとドキドキ。白子が出てきたらヨッシャー!
なんと、5匹中4匹がオスでした!ボール2つに白子満タン!(たらこはもちろん1つ)
ちょっと気持ち悪くなる位いただきました^^;
もう、十二分に満足です!
一度やってみたいと思いつつ、なかなか行けなかった、というより行かなかったマダラ釣り。
夏場は鍋のイメージが強いので行く気になれなかったし、10~12月も他の魅力的なおいしい釣り物に邪魔されたし。
どうもマダラはあまり美味しいイメージがなくて。
今回も実は他の魅力的な釣り物に邪魔されかけたのですが、釣行予定日の11月11日は関東全域で雨予報。因みに伊豆等の関東以南も雨予報。しかし、辛うじて福島で曇り予報だったのでようやく踏ん切りがついたというワケです。
そうと決まれば頭の中はマダラモード!仕掛けや釣り方もさることながら、料理法も調べる。鍋、フィレオフィッシュ、コブ締め・・うんうん、美味そう!
そして何より今の時期はオスを仕留めればクリーミーな白子にありつける^^
よし、やる気になった!
というわけで、小名浜の第八光勝丸さんに予約入れてたのですが、前日確認で海況悪く出船見合わせとの事。が~ん。
しかし、諦めずちょっと南の平潟・第十五隆栄丸さんに電話。すると、夜6時50分の天気予報で決心するから7時にまたかけてきて、との事。
首の皮一枚繋がりました。
本当は会社帰りに港へ直行予定でしたが、一度帰宅。7時になり電話してみる。
「でますよ~」
ヤッター!
というわけで、平潟港からマダラ釣りに行く事になりました。
19トンの快適な大型船です。夏のアブラボウズに続き、またお世話になりました。
正確にはこの日の釣り物は“中深場五目”。水深150~300mでメバルや小メヌケなんかを狙うらしいけど、マダラも混じるとの事。なので、料金はマダラ専門の20,000円ではなく15,000円。金銭的にもラッキー!
中深場五目船とはいえ、私の狙いはマダラ9割。一応スタートは8本鈎の中深場用仕掛け(後に書きます)をセットしますが、下2本鈎はマダラ用に交換。サンマ餌も1000円で船宿で予約済み(基本事前予約必要)。
朝4時、船長がやってきました。念のため状況を聞くと、「マダラ専門のポイントじゃないけどサンマでやれば釣れるっぺよ」との事だ。よしよし!
女将さんに料金を払い釣り座のくじ引きをする。
今日の釣り座は右舷ミヨシに決定!今日は波が結構あるらしいのでちょっと心配ですが、アブラボウズの時と同じ釣り座なのでなんとなく雰囲気的、いや縁起的に良い気分!今日はマダラ専門のポイントじゃないので、何とか3匹、そしてできればオス1匹を目標とする事にしました。
サンマは冷凍サンマ20匹位。解凍して船で準備してあるまな板使って自分で切ります。船酔いしそう・・
約2時間走りようやくスローダウン。キャビンから出てきて準備します。
この頃ようやくサンマの解凍が終わり、1匹から4回分の餌に切り分ける。ん~、波が高い!やりずらい!
気分悪くなりそう・・
何とか1匹だけ捌き8本鈎の下2本だけ付け合図を待つ。因みに8本鈎にはピンク、オレンジ、蛍光グリーン、ケイムラのタコベイトを付け、全ての鈎にシャケ皮を付け、下2本のみ抱き合わせでサンマ餌を付けてみた。
そして投入の合図。トモから順番に投入。
水深は200~260m。釣り客は6人で1名はオキメバル狙いのフラッシャー&ホタルイカ、残りはメヌケかマダラ狙いでした。
すると、投入してすぐ竿がガツンガツン叩かれる。
途端に餌捌きのモヤモヤが吹っ飛び元気が出てきた!
マダラらしきアタリはキンメより派手で、メダイより控えめ。しかし重量感タップリで力強い。
「明らかにメヌケじゃない。これがマダラ?」なんて思いながら回収すると、
3.6キロ!人生初マダラはお腹に掛けた!
灰色の魚が浮かんできて「やったー」と思ったのも束の間、お腹に鈎が刺さってたみたいで取り込みでプツン!船長はトモのお祭りで動けないので、慌てて自分で網を持ってきてすくう。間一髪セーフ!やりました^^
2投目でも1キロ位の小ぶりを追加!既にノルマまであと1匹です。と、ここであることに気づく。
どうやらこの日はピンクのタコベイトに反応しているらしい!
というわけで、仕掛けをマダラ用の5本鈎にチェンジし、ピンクタコベイト+保険のシャケ皮+サンマでやることにしました。
パニックベイト5号のピンクが本日の当たりだったのかな。因みに釣れてる人の見たら全て赤系でした。
3~5投目こそスカ交じりでオキメバル、メダイ1匹ずつでしたが、6~8投目で1~5キロサイズの一荷連発!一気に8匹まで数か伸び、ノルマ達成どころかそろそろクーラーボックスのキャパと我が家の冷凍庫のキャパが気になりだした。
2~3キロがこの日のアベレージ。一荷で掛かると結構な重量感です。
「このまま釣れるとこれが2012年の竿納めになりかねない」なんて事が頭をよぎった9投目はスカでしたが10投目でまたも一荷!数もつ抜けに達した10時半に納竿としました。
マダラ10、オキメバル(パンダメバル)1、メダイ1。上出来です!
後半は船中次々にマダラをあげていた。
本日は中深場五目という事で^^2目足りなかった。因みにトモ側ではサバ餌でメヌケがポツポツ上がってたみたいだ。
その後も12時ちょい前までやって船長曰くマダラは船中10~1匹。(1匹の方はオキメバル狙いの方)
ビッグワンこそ私の竿には掛かりませんでしたが・・
なんと竿頭!(マダラ限定で)
先に書いたタコベイトが当たったかと思われます。
10時半に納竿後、キャビンにもぐりあっという間に爆睡。気付けば船は平潟港近くで減速。多分3時間は眠ったかと思います。
おかげで帰り道も帰宅後の魚の下処理もバリバリ!
快適な第十五隆栄丸と釣らせてくれた鈴木船長に感謝です。
薄っすら紅葉が始まっていた平潟港。帰港間近でキャビンから出てきて軽くお昼ご飯です。天気がもってくれて助かりました。
帰港後船長がおもむろに話しかけてきて、
「夏にアブラッコ(アブラボウズ)釣った時の写真をパネルにしてあんだっぺよ、今度来る時は予約の時にいってよ、わたすから」
って、思いがけない言葉をかけてくれた。そういえばアブラボウズでお世話になった時に記念写真を撮ってもらって「またきます」って言ったっけ。あの写真はHP用かと思ったら、こういうサービスもしてくれてるんですね。
なにより、今年2度目、通算3度目乗船の私の事を覚えてくれてた事にちょっと感激です。
早速妻にこの件を話し、来月の(ボーナス後の)釣行の交渉(というより許し請い)をしました。
感動的な話のハズ・・なのに何故かあきれてた^^;
状況良ければ数釣りができ、型もそこそこ大きいし、何よりわかりやすく竿が叩かれる特有の引き。釣味的に深場釣りの中ではかなり楽しい部類かな。
相模湾のLT深場に並んで深場入門向けとしても最適かもしれません。
白子率もっと高ければ、もしくは白身がもっと私好みの脂のノリならば。
間違いなく癖になる所でした。
追伸:
・タックル
竿:ミサキスナイプマックス(オモリ負荷200~350)
本日は中深場五目、オモリ200号なのでキンメ用のこれをチョイス。300号なら底トントンしやすいアコウ用のディープクルーザーにしたと思います。因みにイカ竿でやってた方もいました。オモリ200号なら可能、ということでしょうか。
リール:ミヤマエコマンド4HP(PE8号800m)
5本鈎ならこのクラスで充分だと思います。巻上げでそんなに暴れる魚じゃないしね。
・仕掛け
中深場五目:ムツ13号&フラッシャー10本鈎前後のオキメバル狙いでもメヌケ狙いでもどちらでも良いらしい。因みにこの日みたいにマダラが掛かる事が想定される日は、下2本はマダラ仕様がベターだと思われる。私の仕掛けは幹糸20号に上6本鈎がハリス8号にネムリムツ17号、下2本がハリス12号にネムリムツ22号。捨て糸8号1m。これを40cmの治具(ハリス45cm幹糸1m捨て糸1m位)を使って作りました。
マダラ:幹糸20号、鈎22号にハリス12号の5本鈎。治具40cm。自作が面倒なら800~1000円位で売っている市販品3つくらい持ち込めば充分かな。因みに10匹中9匹は下2つの鈎に掛かり、残りの1匹は下から3つ目の鈎。という事は、3本鈎で十分です。
ギミック:この日はパニックベイト5号ピンクが当たり。常連さんに聞くと、大体赤かピンクでいけるらしい。一応ケミ蛍も有効らしいので持って行きましたけど使わなかった。実は水中ライトも持ってきたけど、痛恨の電池忘れ。結果的になくても良かったんだけどね。
餌:船宿で買ったサンマに尽きます。ただ、揺れる船上で捌くのは結構な作業。しかも凍っているのですぐには解けず、現場につく頃に捌かなければいけないし。心配なら捌いたものを持ち込んだほうがいいと思う。それと、抱き合わせ餌でシャケ皮使ったけどこれが有効だと思った。投入でサンマが外れた鈎にちゃんと食ってきたし。因みにイカタンが無料でもらえるので、これを抱き合わせてもいいと思う。
こんな感じ、という事で。
10匹中オスは辛うじて1匹でした。ちょっと残念だけど良かった!
モリモリ食べるかな!
白身を!
追伸:
白子はサッと湯通ししたやつをポン酢で、と湯豆腐。あっという間だった。
チーズと大葉&梅を挟んだフライと天婦羅。あっさり白身はこれらと唐揚げが王道か。
胃袋をよく茹でて薄く切って、生姜とポン酢で。酒が進んじゃう!左のホイル焼きもバターが効いてなかなか!
鍋には身と肝を味噌仕立てで頂きました。肝、いいじゃん!えーと、左は港近くで拾ってきたギンナンです。
その他コブ締め。
モリモリ食べました。
つり アイナメ つり アオダイ つり アカイサキ つり アカエイ つり アカムツ つり アコウダイ、メヌケ つり アジ つり アナゴなど つり アブラボウズ つり アマダイ つり アユ つり イカ、タコ つり イサキ つり イシダイ、イシガキダイ つり イシモチ つり イセエビ つり イナダ、ワラサなど つり イワシなど つり イワナ、ヤマメなど つり ウツボ つり ウナギ つり ウメイロ つり オイカワ つり オキメバル つり オニカサゴ つり カサゴ つり カジカ つり カニ、エビ つり カレイ つり キンキ つり キンメダイ つり ギンポ つり クエ つり クロアナゴ つり クロムツ つり サバ つり ザリガニ つり シマアジ つり シロギス つり スッポン つり タイ、ハナダイ つり タナゴ、フナなど つり テナガエビ つり ハゼ つり ヒラメ つり フグ つり ベニアコウ つり ホウボウ つり マグロ、カツオなど つり マス、ウグイ つり マダラ つり メジナ つり メダイ つり ワカサギ つり 引っ掛け つり 準備、対策等 つり 遠征 地元のお店 家族 山菜等 料理 潮干狩り 潮干狩り アカニシ貝 磯、干潟遊びなど etc
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