春を目前にした1月から2月は、寒い日が3日続いたら暖かい日が4日続き、これを繰り返していく。
俗に言う三寒四温というやつだ。
しかし、今シーズンの春を目前にした冬はというと、寒い日が4日以上、時には1週間以上普通に続いている。
朝が辛い!布団から出たくない!10時位まで寝ていたい!
・・
でも釣りには行くのさっ!
とびっきりの早起きで^^
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というわけで、今年2回目の釣行は千葉県の最東端に程近い外川港の福田丸さん。鍋物でおいしいメヌケを再度仕入れに、そしてあわよくば裏本命で我が家族で大人気のアブラボウズを仕入れにとやってきました。

19トンの大型船!釣り船としては最大級!
雑誌や釣りビジョン等にて紹介されていたのでなんとなくこの船での方式はわかっていたのですが、やはり初乗船となるとそれなりに不安。気合を入れて集合時間3時にもかかわらず1時前に到着してしまう。船が係留されている防波堤の駐車スペースにクルマをとめ、毛布にくるまってひとまず仮眠です。(最近すぐ寝れる!)
初めての不安感もさることながら(慣れっこですけど)、この日何が一番不安って・・
天気!
予報(ウエザーニュース)では、波の高さ2.5m、北風10m/s。前日の電話確認で中止っていわれるかな~、なんて思っていたら何のためらいもなく出るとの返事。胃薬飲んでアネロン(酔い止め薬)持っての参戦となりました。
集合時間の3時。船長と女将さん、それと乗船客が集まり、乗船料を支払って席決めのくじ引き。私は4番を引き、ミヨシから3番目の釣り座にキーパーをセットするよう指示を受ける。ここではくじの番号順でトモから順(団体はまとめて)に席を取っていくようです。
準備が整ったらキャビンへ。ポイントまでの行程は2時間以上との事なので、再度しっかり仮眠をとる事にします。
眠れるときは眠る・・帰りのセーフティードライブと帰宅後の夕食準備のために^^
コマンド8×2、コマンド9×6、コマンド10×1、マリンパ×1。右舷と後方に大型リールが10台並びました。因みにコマンド4クラスでも一応OKらしい。写真では分かりずらいですが結構波あった。
6時ちょい過ぎ、船はスローダウン。船長の「それでは準備してください」とのアナウンスで皆準備開始。そして、船は波に揺られてバッタンバッタン。やはり波と風はかなりあります。すかさず「朝のうちはミヨシ側は大変ですけどだんだんおさまっていくからがんばって」とのアナウンス。
「相模湾の深場船ならやめるだろうな」と思ったりもしましたが、
ここは犬吠崎沖で船は福田丸。福田船長を信じて準備開始です!
何とか準備整い、500号オモリを握り締めて合図を待つ。1投目は10本鈎で冶具投入。相変わらず1投目は緊張しますねぇ~。

投入は冶具投入でもマグネットに並べてオモリをポイでもどちらでもOK!因みに鈎数は10まで。
トモ側から順番に投入していき、私も無事成功!そして船長から水深350mで止めてとの指示。混雑時、そして潮が早そうな時は、こうしてまず上から棚を取り、安定してから再度船長からの指示で各自オモリトントンを作り出していくようです。
やがて私のリールカウンター350m。サミングしながらリールを止める。すると、次の(各自オモリトントン)指示の前にアタリ!サバかメダイか、サバサバサバか・・結構竿先叩かれてます。
船長にアタッてる旨伝えると巻き上げの指示。(因みに巻き上げは各自自由でいいそうです)すかさず巻き上げ。
そして右横の方もあたったらしく、コマンド9がうなりをあげて巻き上げている。
・・なんだかいやな予感。
そして予感的中!
仕掛けは思いっきりマツっていました。
ああ、せっかくの10本鈎が。
仲乗りさんのアシストでマツった仕掛けを泣く泣く切断しながら手繰っていく。
しかし、予感は外れて・・
サバサバサバではなく・・

約9キロのアブラボウズと2キロのメダイ!妻よ子よ、やったぞ!・・メダイが逆さまなのがビジュアル的にちょっと気になる。
1投目からやりました!メダイも嬉しいですが、小型とはいえまさかアブラボウズがかかっているとは^^
10本鈎仕掛けロスト全然OK!海上時化が酷くなって早あがりしても全く悔いナシ、と、本気で思える第1投目でした。
因みに周りではメヌケもポツポツ!でも、全然羨ましくなーい^^
コイツで作る西京(味噌)漬けと煮つけ、ホント美味いんですよ!
どんだけ美味いかというと・・
以前まで我が子(上の子)の好きな料理は「ウナギ、餃子、クリームシチュー」だったんだけど、最近は「餃子、クリームシチュー、アブラボウズ」に変わった程!
つまり、ウナギより美味しいという事です!
(かなり無理矢理?)
因みにわが子の好きなお寿司は「イクラとホタテと玉子」だそうだ。
・・
話は船上へと戻り、
気が楽になったところで仕掛けを扱いやすい6本鈎にチェンジ。再度冶具投入にて2投目に備えます。
2投目も無事に海中に吸い込まれ、今度は400mで一旦ストップとの指示。そして全員400mに到達し、安定したところで底を取るよう再指示。風と波、そして2枚ではないもののやや早めの潮という難易度高の中、竿先に集中し底をキープ。500号という重さにかかわらず、微妙にオモリが底を叩く瞬間の見極めがムズい。

棚は概ね400m前後だったかな。
そしてアタリがないまま巻上げの指示。無念のスカ。
続くマグネットに並べての投入で迎えた3投目はタコベイト付けた鈎にカラスザメ。
2投、3投目、周りを見ているとキンメがあがっていた。ここは変化が必要と私の仕掛けについていた水中ランプとタコベイトを外す。そしてエサはサバと鮭皮から全鈎赤タンに付けなおす。

左隣の赤タンエサでやられていた方が2、3投目でキンメを連発させていた。すかさずマネ^^v
するとこの流しでキンメ2、メダイ2!因みにタコベイト外さなかった方はカラスザメ多点掛け。メヌケは依然あがらないものの何とかお土産追加。どうやらこの流し前後は完全に光物無しのシンプル仕掛け有利のようです。
その後もシンプル仕掛けでメダイを追加していき、時計は11時を回った所で最終の8投目。この流し(投入)は途中で仕掛けを止めず、はじめから底取り指示。潮弱まったか。着底後しばらくするとタコベイトを最後まで外さなかったミヨシの方がアタったコール!そして数分後、私の竿にもメヌケっぽいアタリ!船長にアタった旨告げると「巻き上げたほうがいいよ」との返答。後で聞いた話ですが、こういう波が高い日は特にミヨシ側たど舳先が持ち上げられた時に多点掛け等で重量がかかっていると糸が切れるケースが多々あるとの事。なので、こういう日は1~2匹を確実に仕留めた方が良いそうだ。因みにもしたくさんか掛かったらドラグコントロールを慎重にしないといけないらしい。
なるほど。この日は底取りもさることながら巻き上げも難易度高って事ね。
・・
勉強になりました。
やがてリールカウンター0。
最後を締めくくるにふさわしい1.7キロのメヌケがポッコリ姿をみせてくれました。

これでまた美味しい鍋も食べられそうだ^^
因みにミヨシのタコベイト付けていた方は2点掛け。この方、メヌケ悔い渋りの中最後の最後で意地の釣果でした。(因みにこの日のメヌケ竿頭6匹、ボウズ2名だったらしい)

アブラボウズ9キロ×1、メヌケ1.7キロ×1、小キンメ×2、メダイ1~2.6×5。1投目で釣れたアブラボウズのおかげで大満足の釣果です^^そういえば本日、サバが1匹も釣れなかった。それはそれで寂しくもあったりする。
外川沖での深場釣り、ヘビータックルに加えて風、波、潮という自然現象を相手にした、今までにない難しい条件下の深場釣りとなってしまいました。しかしながら、こういった条件での棚取り、巻き上げに加えタコベイトや水中ライト使用可否判断。次回の深場釣りに向けてのいい勉強になりましたし、何より裏本命の大金星を釣る事ができた事がなによりの収穫です。
また、意外にも1投目のオマツリ以降、大きなオマツリはなく、使用した仕掛けは10本鈎と6本鈎の2組。福田船長の道具に優しい絶妙な操舵技術にも感激です。
帰りはもちろんスーパーに寄り道してアブラボウズ西京漬けのために西京味噌を2キロ購入しましたよ^^
できあがりが楽しみです!
福田丸、乗船料2万とちょっと財布に厳しいですが(涙)、必ずまた来ます^^
・・
近々は無理ですけどね^^;
追伸:
外川港近くにあるこのお店、確かとんねるずの番組で「きたなシュラン」星3つ獲得したと思った。思わず写真撮影!
おすすめメニューは、「サルエビのかき揚げ定食」と「マグロ串揚」と「ラーメン」らしいです。
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