予定外のお土産が嬉しかった件
2日前、アカムツ釣りに行ってきました。
船長「今日3時に病院へ行くからこれで最後の流しにさせてください」
。
。
最後の流し。
そして恐らくこれが最後の1投。
(水深は200mちょい)
「もうそろそろ終わりかな~」
「こいこい!」
「アタれ!」
「お願い!」
竿先ガツガツ!
「キタ~~!!」
「プ~~っ」(船のブザー音)
「はい、これで終わりにします」
個人的に思う、船釣り師にとって嬉しい「あるある」の一コマ。
バスケでいったらブザービーターってやつです。
前の方でマダラ上がったのを見てたし、下品な引きと重量感ですぐに確信しました。
帰宅後計量で1.6キロ。マダラにしては小型ですが4人家族の我が家には十分です^^
船長「これ、多分白子はいってるっぺよ」
何でそう思ったのかは不明だけど、実際入っていました。
身は家族の希望でフライ用に切り分け冷蔵庫に。
白子と肝と胃袋はとりあえず酒に漬けて、これも冷蔵庫に。
余談ですが、
夏のマダラは栄養が白子や卵に栄養が行く前なので、刺身(や昆布締め)で食べると美味しい、ってよく言われますが、
それでも個人的には火を通した方が好きかな。
確かに身はしまっています。
でもやっぱりこの魚、お刺身向きではないような。
そして今回の冬のマダラ。
特に白子入りのソレはやっぱり味が落ちる、と言いますか、身のしまりが落ちると思われます。
なので、我が家では(外さない)フライにする事が多いです。
フライ、フライ、たま~にマヨネーズたっぷりのホイル焼き、そしてまたフライ。
あ、そういえばホイル焼きも久々に食べたいな~。
次回釣れたら作ってみよう。
というワケで、、
。
翌日の晩。
私と妻でとりあえずこの位ずつ。はっきり言ってお店で買うソレとは全くの別物。もう、これだけで北茨城まで行って良かった、って思いました。
わかりにくいですがメダイのフライ。タラより断然身がしまっていて、そしてジューシー。これはこれでイイネ!(トマトほしい)
どうでもいいけど、キッチンドリンカー最高!(この単語の使い方、多分間違っています)
何気に小メヌケ(バラメヌケ)の酒蒸しも美味しかった。小さいくせに結構アブラ乗っているんですね~。
私的には炙り刺しの方が良かったんだけど、私以外の家族の希望で煮つけに。安定の美味さです。
マダラは専門で狙うと釣れすぎてしまう事が多いので、つい1匹の価値を忘れがちになってしまうけど、
こうしてゲストとして貴重な1匹が釣れると、
ぐ~んと価値が上がりますね~。
特に今回は、
「全くの予定外」「白子入り」「ブザービーター」
という要素が加わり、
いつにも増して値千金!
今年の沖釣りはこれが最後っぽいので、
良い締めくくりになったと思います。
・・
何だか主役がマダラになってしまいました^^;
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