先週の土曜日、ビシアジ釣りに行く予定だったんだけど、よりにもよって10月の雨に泣かされてしまった。唯一警戒していた台風がそれたので安心してたんだけど。台風って、それたとしても湿気を運んでしまうんですよね。コースによってだけど。
しかも、今回は単独ではなくて沖釣りの達人2人に同行させてもらえるという、なんとも素晴らしい釣行計画だったのに。
更に悪い事は重なり、急遽会社へ出勤する羽目になってしまった。断る事もできたんだけど、断る大義名分(=釣り)が流れてしまったとあっては仕方がないです。
あーついてない。
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しかし、土曜出勤したおかげで月曜日が休める事になった!
どうしようかと思ったんだけど・・
私の頭の中、ビシアジモード抜けてないし・・
これは行くしかないかな^^

帰港後に撮った1枚!
というワケで、今回お世話になった船宿は神奈川の葉山・あぶずり港愛正丸さん。ネットの個人ブログ等で良い船宿との情報は以前から知っていて、更にコメントでオススメされた事もあったので、そのうち、と思っていた船宿の一つです。土曜日にお世話になる予定だった達人さんオススメの久里浜港鈴福丸さんとも思ったんだけど、ここはあえて別のビシアジ船をチョイス。
って、そうと決まればすぐさま予約!ここは電話予約時に釣り座も決められるとの事(かなり便利!)なので、ネットを見て電話してみる。
私:「すいません、右舷オオトモ空いてますか?」
新参者がオオトモだなんて恐れ多いと思ったんだけど、ネットでは「空」になってたし、アジ釣りはコマセが流れてくるので有利な釣り座だし、ちょっとだけ勇気をだして言ってみる。
船宿:「うまっちゃったよ」
あら残念。まあ、元々釣り座はどこでもいいんですけどね。
続けて間髪入れずに、
船宿:「泳がせやるんなら前の方がやりやすいよ」
私:「分かりました。お願いします」
という訳で右舷ミヨシに決定!
・・
泳がせ??

船着場のすぐ近くに事務所あり。10トン位の小ぢんまりした船でした。
愛正丸さんがあるあぶずり港には6時に到着。釣り座は決まってるし、7時出船という事でちょっと余裕があるのかと思ったら、本日8名の釣り客のうち6人が既に船に乗っていた。気合入ってるな~。
船の様子を見た後、事務所で乗船料8500円(HP500円割引)払う。氷が欲しい旨訪ねたら、近くの氷屋でバケツ一杯300円で買うとの事だ。
準備が整ったので乗船!

氷屋はレンガっぽい建物。あぶずり港はビシアジ船ほか、カツオマグロ船、イナワラ船も出船準備していて賑わっていました。

一応泳がせタックル。マッドバイパースティングとシーボーグ500の組み合わせです。泳がせは船の四隅でできるらしい。小坪の洋征丸さんと同じかな。船長によるとハリス10号1.5m位、オモリ150号が基本との事。

こちらはアジタックルのディーオ2‐100‐180とハイパータナコン400。今日は小型磁石版もセットしてみました。移動中、針が風で飛ばされないので便利!針外しは自作です^^

左の仕掛けは出船前に船長から頂いたもの。右は追加で同じく船長から頂いたもの。2本針は無料との事です。お言葉に甘え、なんだかんだ8組使ってしまいました。
船は定刻の7時に出船。ちょっと小雨混じってたけど、約20分のクルージングで最初のポイントに着いた時は雨は上がってた。そして雲に切れ目が見えてきた。波はほとんどない。よし、やるぞ!まずは小アジ!

船首付近に取りつけた泳がせタックルが我ながらかっこいい!この日、船中泳がせやったのは私1人だけでした。
ポイント付近でスローダウンしアジの反応探して旋回する。やがてエンジン音静かになり船長の合図で第一投。2回目のシャクリでアジ特有のブルブルアタリがきた。追い食い狙って少し間を置いて中速で巻き上げるも1匹。でもまあいいや!
よし、まずは良型ゲットでボウズ脱出^^

30センチといったところか。
この後、ダブルも交えながら立て続けに9匹まで数を伸ばしていく。しかし、みんな30センチオーバーで泳がせ用が釣れない。相模湾、さすがというか困ったというか^^;
そうこうしているうちに隣りの釣り客が巻き上げでいきなりスプール逆回転。ハリスごと瞬殺。船長すかさず「大きいアジでもいいから泳がせてみて」とアドバイス。
はい、そうします!
と、アドバイスと同時くらいに25センチ位のアジが釣れる。これでもまだ大きいサイズだけど、もうやるしかないでしょう!

アジは鼻掛け(2匹目という事で泳ぎすぎで糸よれてる)。針はヒラマサ14号。因みに右は舳先からみたアジタックル。黄色いディーオ(竿)、目立つなぁ。
泳がせ始めて30分位経過。アタリなし。アジも散ってきたみたいなので船は大きく移動開始。城ヶ島まで行くそうだ。
ポイント付近で反応みつけ、釣り再開!アジは青物に追われているらしく、反応が入っては消えの繰り返しみたい。船長が「入ってきたよ」というと、バタバタ釣れだし、しばらくして止まるようなパターンが続く。しかし、なかなか泳がせタックルは反応なく、いつしかアジ釣りに集中しだす。
またアジの群れが入ってきた。手返し重視とばかりにせっせと魚を針から外し、ビシにコマセつめていると、船長いきなり叫ぶ!
「当たってる!」
泳がせタックル見ると、竿が弓なり!
「ワラサだよ!ハリスは何号?」
「14号です」
「じゃあ大丈夫だからゆっくり巻いて!」
とりあえず電動では巻かずに手動で巻く。というより、何故か電動のスイッチ入れられない。慌てて高速巻きにしてしまうのが怖かったからだ。(機械音痴です)
残り10m。船長に目で合図おくり、タモアシストしてもらう。船長、慣れた手つきでリーダーつかみ、魚をよせて難なくネットイン!
ヤッター!

ナイス!
後で測ったら4.7キロのナイスサイズのワラサでした。船長も笑顔で「泳がせやってみるものでしょう!」って声かけてくれた。もう、今日はこれでお腹いっぱいです^^
船長、ごちそうさまでした。

ワラサはデカ桶で血抜き。おまけに40センチ強のマトウダイも追加です^^前回のヒラメ釣り(イワシ泳がせ)の経験が役に立ったかな。
この後、アジは順調に釣れ、私は午後2時半の納竿までアジ35匹、ゴマサバ1匹、マトウ1匹、ワラサ1匹。この日、アジのトップは76匹だったらしく、昨日同様、絶好調のようでした。私はアジに関してはスソに近い釣果だったけど、まあ、そこは二刀流だったという事で^^;
・・
修行が足りないな。

帰りの船中で見たトビウオ。結構飛距離あってビックリ!

43リットルクーラー大賑わい!ワラサのせいで小さく見えるけど、アジ、みんな30センチ前後あります!

帰港後船長に撮っていただいた写真。ありがとうございました。

ワラサはお刺身で!まさかこれが食べられるとは思わなかったです^^
何だかバタバタして忙しかったけど、
とても疲れてしまったけど、
貴重な経験になりました。
そして、何より楽しかったです!
追伸:

アジの刺身ももちろん美味しい!子供はたたきづけ丼。

ワラサしゃぶしゃぶもまたいけたなぁ。水菜が合いました。つみれ団子はマトウダイです!

アジは定番干物とフライ!しっかり3枚に卸して小骨を取り除いたフライは子供たちに大好評でした^^

アジ、フードプロセッサーでミンチにすると、こういうバリエーションも増えるんですよね^^

ワラサはなんといってもこれ!塩ふってじっくり12分焼きました^^んまい!酒が進む!
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